目録の書き方

目録の書き方は、季節柄いろいろなところで話題になっていますが、婚姻の結納や贈答品などの添え状に目録は欠かせません。結納のときは、結納の品物に結納目録と言うモノをつけるのがしきたりですが、最近は結納金で済ませてしまうケースが多いので、結納目録自体あまりお目にかかることはありません。

結納目録は、結納の品物の納品書のようなものですが、水引の袋と結納目録、受書からなる書状ですが、言わば婚約の確定覚書といたニュアンスのもので、契約書のような決まった目録の書き方があります、一旦結納を済ませれば、正式な婚約が済んだ事になり、法的な拘束はないにしても、社会習慣上では婚約者として認められたことになります。結納の目録についている受書は、相手方に返されるものですが、言わば婚約の確認書のようなものです。結納および結納の目録の場合は、専門の業者に頼むのが通例で、素人がとやかく出来るものではありませんが、書道をやっている方でしたら、目録の書き方に挑戦するのもよいかもしれませんが、水引や結納の品物は業者に頼んだほうが無難でしょう。

記念品やお祝いなどの贈答品に付ける目録も、多くは業者任せにしていますが、出来れば毛筆で書けば、有り難味が違ってきます。欧米でもプレゼントなどには必ずプレゼントカードを添えるものですが、同じように目録の書き方に拘らなくても、自由に書いた目録に仕立てたプレゼントカードも、プライベートな贈答品やプレゼントに添えることは、良いアイデアだと思いますし、お勧めします。

冠婚葬祭の場合

冠婚葬祭の場合、引き出物やお返しなどにも目録は付き物ですが、数が多くなければ、業者に頼むしかありませんが、少人数であれば、礼状などとともに目録も手書きで書く事が最良と言えますが、毛筆が前提となりますから、ハードルは低くはありません。 書道が静かなブームになっているので、ただ書道の練習をするより、目録の書き方など実用の生きた書状を書くような練習も、面白いかもしれません。目録のしきたりや体裁に拘らず、気に入った和紙を使って、大胆な目録を書けば、注目度もアップしますし、何より気持ちが伝わります。

目録に書き方をキチンと習って、しきたりどおり書くのも、基本を大事にするという点では、疎かには出来ませんが、基本的な書き方を覚えた上で、それを崩した書き方に挑戦するのも、興味深い事です。目録と言っても、和食の品書きのようなものですから、気楽な気持ちでプレゼントなどに添えるのが、粋な趣向と言えるでしょう。